common冬休みスペシャルウィーク最終日は、
「世界の国旗にふれてMY国旗を作ってみよう!」
というテーマでワークショップを行いました。
みなさんは、国旗といわれていくつくらい思い浮かべることができますか?
その中で、国名と一致している国旗はいくつありましたでしょうか?
学校の授業で世界中の国を学びますが、
国旗を学ぶことはあまりないと思います。
そもそも世界にはたくさんの国があり、授業で取り扱う国は限られているため、
知らない国名・国旗の方が多いのではないでしょうか。
ちょうどサッカーワールドカップ2022も終わったばかりで
子どもたちの心の中に世界への関心が芽生えている時に、
世界にはたくさんの国と国旗があることを知るきっかけになればと考え、
国旗をテーマにワークショップを行いました。
まずは、世界の国旗を一通り子どもたちに見てもらい、それぞれ好きな国旗を5つ選んでもらいました。
それらを使ってミニ万国旗を作ります。
選ぶ理由は様々で、
好きな色が使われているからや見た目が何となく気にいったから、
ワールドカップを観てサッカーが強い国が良いからなど…。
選んだ5つの国を通してお互いに好きなことや色、形などを教え合いました。
万国旗を完成させた後には、気になる国旗の意味を調べてもらい発表をしてもらうことに。
国旗の由来を調べたり聞いたりする中で子どもたちは、
「え、色にそんなにたくさん意味あるの?(1つの色においてそれが指し示す意味が複数あったため)」
や「なんか(国によって)全然違うね」
と国旗にはその国の歴史や込められた思いがあることを知って驚いていました。
国旗には、意味があることを知ってもらった後で、
「自分だったらどんな国に住みたい?」ということを考えてもらいます。
今回はどんな国・世界でもOKということで、
お菓子があちらこちらにちりばめられていたり、
はたまたどこでもスポーツができたり…
とみんなで色々と想像しながらとても盛り上がりました。
自分が住みたい国を考えた後は、自分の国の国旗、MY国旗を作成。
作成した後には、MY国旗の意味を子どもたち同士で話してもらいます。
会話を通して相手と自分を知る時間となりました。
今回のワークショップを通して、子どもたちには世界にはたくさんの国があり、
国旗にはその国の歴史や未来が描かれていることを知るきっかけとなります。
これは、普段何気なく見ているものに対して
「なぜだろう?どんな意味だろう?」という疑問を持つ力を養うことにもつながります。
また、子どもたちそれぞれが「こんな世界があったら良いな」と考える中で、
子どもたち自身が知らなかった自分を発見することにつながると私たちは考えています。